グラフ
活躍する臨床工学技士―県西部浜松医療センター
pp.701-704
発行日 2009年9月1日
Published Date 2009/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101520
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
医療の高度化,専門化に伴い,医療機器は常に進歩し続けてきた.特に現在,手術現場では多種多様な医療機器が用いられ,欠かすことのできない存在となっている.これら医療機器の管理・使用に関して,近年,大きな影響を与えた出来事が2つあった.
1つは2007年4月,医療法の改正により各医療機関に設置が義務づけられた「医療機器安全管理責任者」,もう1つは翌2008年4月から始まった,いわゆる「立会い規制」である.
こうした背景から,医学と工学を学んだ専門職,臨床工学技士のさらなる活躍が期待されている.また,日本医療機器学会は,医療機器の安全管理に携わる資格として,2008年に医療機器情報コミュニケータ(MDIC)認定制度を発足させた.そこで今回,医療機器安全管理責任者と臨床工学技士の計2人がMDICを取得した,県西部浜松医療センターを取材した.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.