連載 病院めぐり
中国労災病院
松林 滋
pp.915
発行日 2006年6月10日
Published Date 2006/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100737
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中国労災病院は広島県呉市の東部に位置し,その呉市は,昔,海軍の町で,戦艦大和を造船した町として有名です.中国労災病院は昭和30年に診療を開始し,昭和32年には労働福祉事業団設立となり,昭和56年には小児科,皮膚科,泌尿器科,産婦人科が新設され総合病院となりました.平成14年11月には新病棟・外来棟も完成し,病床数410床の病院評価機構認定病院として診療を行っております.さらに当病院の目の前に新広駅(JR呉線)も新設され,患者さんの利便性が高まりました.
このような環境のもと,「患者に優しく,医療に厳しく」をモットーに,思春期から閉経老年婦人までの疾患の診断・治療や,母性健康管理,医療相談に幅広く対応できるように心掛けています.現在,産婦人科のスタッフは女医1名を含め4名で診療を行っています.産婦人科病棟は小児科医5名と周産期管理を行い,年間分娩数は約400~500件(希望者には無痛分娩も行っている),開腹手術件数は約250~300件を行っています.
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