連載 病院めぐり
平鹿総合病院
結城 広光
pp.1305
発行日 2004年10月10日
Published Date 2004/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100657
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平鹿総合病院は,かまくらや焼きそばで有名な秋田県南の横手市にある.昭和8年に開院し,昭和23年,秋田県厚生農業協同組合連合会へ移管され現在に至っている.昭和50年代に医師の卒後初期研修の場とする臨床研修病院の指定を受けた.平成19年には新病院の開院が予定されている.現在の病院は,病床数650床,附属施設に訪問看護センター,居宅介護支援事業所,健診センター,看護専門学校を有している.診療科目は20科目で,救急告示病院,へき地中核病院,外国人医師修練指定病院,災害拠点病院,エイズ拠点病院などに指定され,秋田県南の中核病院として機能している.
産婦人科は東北大学の関連施設である.現在,常勤医は2名で,ともに産婦人科専門医である.また筆者は,昨年,日本内視鏡学会技術認定医も取得した.内視鏡下手術のトラブルが紙面を賑わせる昨今,患者さんに内視鏡下手術を勧めるに当たり,この認定証が効力を発揮することも多々あることを実感した.年間の産婦人科の外来延べ患者数は約13,000人,延べ入院患者数約7,800人,病床数は23床である.
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