今月の臨床 Urogynecology
尿失禁の治療
2.尿失禁の理学療法
花井 禎
1
1近畿大学医学部泌尿器科
pp.782-785
発行日 2004年6月10日
Published Date 2004/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100539
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
理学療法には生活指導,骨盤底筋体操,バイオフィードバック療法,電気や磁気による刺激療法などがあり,単独あるいは複数の手法の組み合わせで行われる.一般には,軽症から中等症にはまず理学療法を行い,中等症から重症例には外科的治療が適応となる.ここでは特に骨盤底筋体操と電気や磁気による刺激療法について詳細に述べることとする.それぞれの治療方法のポイントを表1にまとめたので参照していただきたい.
Copyright © 2004, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.