今月の臨床 症例から学ぶ常位胎盤早期剥離
症例から学ぶ
胎盤腫瘍が疑われ長い経過をたどった妊娠中期の常位胎盤早期剥離の1例
岩橋 正明
1
,
尾谷 菜緒子
1
,
梅咲 直彦
1
1和歌山県立医科大学産科婦人科
pp.149-151
発行日 2005年2月10日
Published Date 2005/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100168
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はじめに
われわれは子宮筋腫合併妊娠が妊娠中期に筋腫が原因と考えられる常位胎盤早期剥離を起こし,そのために発症して胎盤血腫が巨大な胎盤腫瘍と鑑別が困難であった症例を経験した.巨大な胎盤の原因や胎盤血腫および胎盤腫瘍との鑑別診断を加えて検討する.
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