特集 脊椎外科(第1回脊椎外科研究会より)
腰椎椎間板ヘルニアに対する手術的治療法の経験—特にLove法施行例について
田島 宝
1
,
嘉本 一幸
1
,
浅井 冨明
1
,
小早川 裕明
1
,
倉知 明彦
1
Takara TAJIMA
1
1静岡済生会病院整形外科
pp.928-929
発行日 1974年11月25日
Published Date 1974/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408908514
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各種脊椎脊髄疾患は,最近整形外科と脳神経外科の境界領域として問題にされつつあるが,主訴が腰痛,歩行障害で来院する,腰椎椎間板ヘルニアは,なお整形外科で扱う疾患と考えられている.
我々の外来において,腰痛を主訴とする患者はほぼ40%を占めているが,外来担当者が多人数になるために,できる限り一定の所見が得られるように,外来用特殊チャートを使用し,予診において,発症時期,外傷の有無,疼痛の性質を記入し,初診時所見においても,別のチャートを用いて,できる限り他覚的に所見を把握できるように務めている.
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