整形外科を育てた人達 第74回
Louis Bauer(1814−1898)
天児 民和
1
1九州大学
pp.1058-1060
発行日 1989年9月25日
Published Date 1989/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408908185
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米国の整形外科はWilliam Ludwig Detmold(1808-1894)がドイツのHanoverで整形外科の開祖の一人であるGeorg Friedrich Louis Stromeyer(1804-1876)から整形外科を学び,米国に移住した時から発展して来たことは既に紹介したが,今回は同じくドイツより米国に移り活躍したLouis Bauerについて書くことにした.Bauerは医学者であるが政治にも関心を示し,民主主義政党に属していた.又,友人の研究業績に対しても遠慮せずに批判したが,彼自身は米国の最初の整形外科教科書を出版した有能な学者である.
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