特集 不安定頸椎—基礎と臨床—(第17回日本脊髄外科研究会より)
座長総括/「Ⅹ.上位頸椎(2)—環軸椎部の治療—」の部
米延 策雄
1
Kazuo Yonenobu
1
1大阪大学医学部整形外科学教室
pp.365-367
発行日 1989年4月25日
Published Date 1989/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408908074
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上位頸椎では,その『不安定性』が臨床上きわめて重要な意味を持つ.しかし,その不安定性をもたらす疾患は多様で,しかも同じ病名がつけられてもその病態は必ずしも一様でない.このため治療についてもまだ問題が多い.このセッションでは外科的治療を中心に発表が行われた.
81:今井ら(竜操整形外科)は観血的治療を行った64例をもとに,病態・手術術式の選択・手術成績について報告した(掲載論文参照).
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