症例検討会 骨・軟部腫瘍8例
〔症例4〕Fibrous dysplasiaの診断12年後,同部位から発生した悪性腫瘍の1例
塩津 英俊
1
,
滝 和博
1
,
桑原 紀之
1
,
福田 芳郎
1
,
水野 淳
2
,
雅楽 十一
2
,
柳原 泰
2
,
山内 裕雄
2
,
青木 虎吉
2
,
河野 清
3
1順天堂大学医学部第一病理
2順天堂大学医学部整形外科
3茅ケ崎市立病院整形外科
pp.723-726
発行日 1988年6月25日
Published Date 1988/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408907882
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症例:25歳,男性
昭和48年(12歳時),跛行を指摘され近医受診,X線,生検等で左大腿転子部および近位骨幹端部のfibrous dysplasiaと診断され,経過観察していた(図4-1).放射線照射はしていない.中学,高校時代は疼痛などの症状はなかった.
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