巻頭言
第56回日本整形外科学会を開催するにあたって
森 益太
1,2
1関西医科大学整形外科
2第56回日本整形外科学会
pp.1-2
発行日 1983年1月25日
Published Date 1983/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906659
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昭和57年3月30日から第56回日本整形外科学会会長の任務を向う1年間勤めさせて頂くこととなり,学術集会を58年4月11日〜13日の3日間を期して,京都市左京区宝池,国立京都国際会館にて,第21回日本医学会総会整形外科分科会として開催すべく計画をすすめております.この準備は,約1年有余ばかり前,予め副会長に就任した時点からスタートしたため,どうにか恙なくその道のりをたどっています.本学会は会員1万人を超えんとする大学術団体に成長せんと致していますが,内科学会や外科学会に比べると会員数はなお少なく細分化傾向も現時点では研究会単位のものが大部分にとどまり,独立した学会として分離したものは殆んどない現状なので,規模内容共に本邦で最も充実した権威ある学会の一つとして,設立以来58年の歴史と伝統にふさわしい意義ある学術集会を開催し,且つ無事にこれを終了する事を念願致しています.
本会は第21回日本医学会総会に引き続いての3日間の学術集会として開催されるのでありますが,前回の大阪での医学会総会分科会としての整形外科学会は15年前,有原康次先生が大阪で,それに遡って大阪での整形外科学会総会(学術集会)は水野祥太郎先生が,更に遡って清水源一郎先生が主催されました.
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