巻頭言
第58回日本整形外科学会を開催するにあたって
赤星 義彦
1
1岐阜大学整形外科
pp.1-2
発行日 1985年1月25日
Published Date 1985/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408907096
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昨年6月,第58回日本整形外科学会会長に指名され,昭和60年4月7,8,9の3日間,岐阜市において年次学術集会および総会を開催できますことを非常に光栄に存じます.教室同門全員が心を併せて充実した活力のある学会にすべく日夜努力致しておりますが,今後とも会員皆様方の温かい御支援,御協力を賜りますようお願い申し上げます.
日本整形外科学会も会員が既に1万1千名を越える大きな学会に成長して参りましたが,学会の最高目的は言うまでもなく学術文化の発展に寄与することであります.整形外科の進歩普及という面からみますと脊椎,四肢すべての領域において年間40以上におよぶ基礎的,臨床的研究会が開催されており,それぞれ専門分化しながら急速な進歩を遂げつつあります.また今年度からは特に多くの教育研修会が各地区で開かれております.年次学術集会および総会は,それらを統合し調和を計る総決算とも言うべきものでありましょう.
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