Japanese
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シンポジウム 義肢装具をめぐる諸問題
義肢装具製作技術者よりみた諸問題
The Problems of Prosthesis and Orthosis from the Manufacturer's Standpoint
川村 一郎
1
Ichiro KAWAMURA
1
1川村義肢株式会社
1Kawamura Orthopedic Appliance Co., Ltd.
キーワード:
義肢装具
,
prosthesis and orthosis
,
義肢装具技術者
,
prosthetist and orthotist
,
義肢装具技術者養成計画
,
training program for prosthetist and orthotist
Keyword:
義肢装具
,
prosthesis and orthosis
,
義肢装具技術者
,
prosthetist and orthotist
,
義肢装具技術者養成計画
,
training program for prosthetist and orthotist
pp.887-893
発行日 1981年9月25日
Published Date 1981/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906415
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はじめに
わが国におけるこの10数年間のリハビリテーション医学の発展はまことに目覚しいものがあり,その重要な一環を担うべき義肢装具の分野でも数多くの研究開発が進み,骨格構造義足や各種のプラスチック製下肢装具のように障害者の社会復帰に大きく役立つているものも少なくない.しかし他方では,障害者リハビリテーションチームにおける義肢装具製作技術者の著しい立ち遅れを指摘されて久しいにも拘らず1,3,5),その改善は遅々として進んでいないかに見えることも事実であろう.現在,義肢装具製作技術者のおかれている状況を,自らの立場から率直に報告し,当面している諸問題を提起して諸先生方のご批判を仰ぎたい.
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