座談会
椎間板ヘルニアの手術的治療—多数回手術を要した腰椎椎間板症の原因と対策を中心として
平林 洌
1
,
金田 清志
2
,
岩原 寅猪
3
,
井上 駿一
4
,
辻 陽雄
5
1慶応義塾大学整形外科
2北海道大学整形外科
3慶応義塾大学
4千葉大学整形外科
5富山医科薬科大学整形外科
pp.1136-1148
発行日 1979年11月25日
Published Date 1979/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906028
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さきの第27回東日本臨床整形外科学会におけるシンポジウム"多数回手術を要した腰椎疾患の問題—その原因と対策—"は時機を得たよい主題であつた.
腰椎疾患,わけても腰部椎間板症はあまりにも無雑作に切られ,またあまりにも多く障害を後貽している.多数回手術を要するのはその故であり,そしてそれは医原性疾患へと変態してゆく.心しなければならない.
シンポジウムで述べられた主旨をもう一歩突込んで,もう一息ざつくばらんに語り合つていただき,それを読者の座右におくりたい意図をもつて本座談会を組んだ.
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