シンポジウム 腰部椎間板症
腰部椎間板症—症状と診断を中心として
平林 洌
1
Kiyoshi HIRABAYASHI
1
1慶応義塾大学医学部整形外科学教室
pp.610-623
発行日 1969年8月25日
Published Date 1969/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904110
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いとぐち
教室における椎間板症の歴史は,岩原6)により「後部椎間軟骨結節の臨床的知見」の3手術例が報告された1937年に始まる.今でいう腰部椎間板ヘルニアである.
1928年Schmorlにより椎間板のレ線学的および組織学的研究がその緒につき,1934年にはMixter & Barrが椎間板ヘルニアの臨床的意義を明らかにした.
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