臨床経験
骨盤腔内に突出し,大腿神経刺激症状を来たした軟骨性外骨腫の1例
浜田 彰
1
,
宮尾 俊行
1
,
森 良樹
1
,
森 泰寿
1
,
切目 勲
1
Akira HAMADA
1
1関西医科大学整形外科学教室
pp.250-252
発行日 1978年3月25日
Published Date 1978/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905683
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われわれは,右腸骨のtuberosity部で,骨盤腔内へ突出した鳩卵大の軟骨性外骨腫のため,大腿神経刺激症状をきたしていたと思われる症例を経験し,原因組織である軟骨性外骨腫の摘出により,無事全治するに到つたので,その臨床経過を報告する.
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