論述
大腿骨頭無腐性壊死における人工骨頭置換術の成績
増田 武志
1
,
加藤 哲也
1
,
伊藤 邦臣
1
,
平井 和樹
1
Takeshi MASUDA
1
1北海道大学医学部整形外科学教室
pp.31-37
発行日 1978年1月25日
Published Date 1978/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905647
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はじめに
大腿骨頭無腐性壊死ははなはだ難治性の疾患であり,その治療にあたつては病像に即した適切な治療法を選択することが最も肝要である.北大においてはこれまで123症例の大腿骨頭無腐性壊死が登録されており,これまで132関節に対して観血的治療を施行している.うち最も多いのが人工骨頭置換術であり52関節を数える.今回は本症に対する人工骨頭置換術の成績を評価するため,術後の追跡調査を行い,その結果を報告するとともに,若干の考察を加え発表する.
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