第47回日本整形外科学会総会より
脊椎分離・辷り症<総合討議>
片岡 治
1
Osamu KATAOKA
1
1神戸大学医学部整形外科学
pp.832-838
発行日 1974年10月25日
Published Date 1974/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905059
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第47回日本整形外科学会学術集会のプログラミング上の特徴の一つとして,本学会で初めて総合討議が採用されたことが数えられる.
年々応募演題数は増加の一途をたどり,限られた学会期間中に全演題を採用して消化するためには,学会場数を増やすこと,および誌上発表を採用すること,などの考慮が払われてきた.しかし,会場数の増加により会員の出席したい項目の重複という不硬や会場確保の困難という問題が生じ,また誌上発表はそのoriginarityは別としても,抄録のみでは充分に発表者の意図する問題点が理解できない.このため,近年はプログラム委員会による応募演題の選出が行われるようになつた.だが,これとてもその選抜技術上に種々の問題点を含んでいる様である.
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