シンポジウム 変形性股関節症の手術療法
変形性股関節症に対する全人工股関節置換術の検討
小谷 勉
1
,
木下 孟
1
,
大西 啓靖
1
,
浅田 莞爾
1
Tsutomu KOTANI
1
1大阪市立大学医学部整形外科学教室
pp.591-601
発行日 1974年7月25日
Published Date 1974/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905019
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いとぐち
人工関節の置換によって関節機能を再建しようとする発想が最初に導入されたのは膝関節であるが,現在もつとも華麗な発展をとげたのは股関節においてである.
その理由として確実に除痛効果を得ることができること,そして関節の支持性・運動性の再建・獲得にもすぐれ,後療法に特別な配慮を必要としないこと,入院期間が大巾に短縮できることなどがあげられよう.
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