臨床経験
踵骨骨嚢腫について
加藤 恭之
1
,
永楽 謙五
1
,
安田 賢一
1
,
今井 清勝
1
,
宇野 秀夫
2
,
佐々木 佳郎
2
Yasuyuki KATO
1
1横浜市立大学医学部整形外科
2横浜市立大学医学部第2病理学教室
pp.672-678
発行日 1973年8月25日
Published Date 1973/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904875
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はじめに
踵骨骨嚢腫の最初の記載は1914年W. P. Coues1)と思わる.その後,Smith2),Verstandig3),Copleman4),Kingsbery5),Ayres6),阿部等7,8)の報告をみる.
今回,われわれは関連病院をも含めて26例の踵骨骨嚢腫を経験し,その臨床症状,レ線像,病理組織像,治療法等につき検討したので報告する.
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