臨床経験
踵骨々折の治療成績
鈴木 勝己
1
,
高橋 定雄
1
1関東労災病院整形外科
pp.205-210
発行日 1967年2月25日
Published Date 1967/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904196
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序
踵骨々折は,踵骨が構造上並びに機能上特異であるために長管骨々幹部骨折とは異なつている.整復,整復位保持が困難で,たとえ整復が理想的であつても機能的予後の悪い場合が少くない.又,部位的に循環障害を起し易く,急速に骨萎縮は進行し,長期間の治療を必要とする.私共は過去7年間に治療した106名(121足)について,骨折型,治療法並びに治療成績等を比較検討し得たのでここに報告する.
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