学会印象記
第25回アメリカ手の外科学会印象記
津山 直一
1
1東京大学整形外科
pp.246-249
発行日 1970年3月25日
Published Date 1970/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904381
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今年1月16,17両日にChicagoで開催された第25回アメリカ合衆国手の外科学会に出席したのでその内容と印象をお伝えさせていただく.アメリカの手の外科学会(American Society for Surgery of the Hand)は今年が25週年の記念すべき会に当るそうで,アメリカ合衆国整形外科学会(American Academy of Orthopedic Surgeons,1月17日より23日まで開催)に先立つて同じ会場のChicagoの大きなホテルPalmer HouseのGrand Ball Roomで行なわれた.会長はNorth CarolinaのDuke大学のDr. Goldnerである.正会員の出席は100名足らずであつたが,整形外科学会に出席の若い医師が大勢講演を聞きに来て居り,2,000近く収容できるGrand Ban Roomもかなりこんでいるほどの盛会であつた.以下各演説内容と印象を紹介する.
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