臨床経験
Engelmann病の1例
田川 信正
1
,
山下 弘
1
,
伊藤 英雄
1
,
花村 浩克
1
,
浅井 修
1
Nobumasa TAGAWA
1
1岐阜県立多治見病院整形外科
pp.228-234
発行日 1970年3月25日
Published Date 1970/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904379
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緒言
1922年Camuratiにより最初に記載され,1929年Engelmannにより詳細に報告されているEngelmann病の主症状は主として小児の長管骨の骨幹部において,骨皮質の肥厚と骨硬化が多発的,かつ対称的に起こり,筋力低下,歩行障害などを起こすものであるが,先天性骨系統疾患の中でも本症ははなはだ稀なものである.最近本症と思われる1症例を経験したのでここに報告する.
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