カンファレンス
骨腫瘍—これはなんでしよう(31)
山内 裕雄
1
,
骨腫瘍症例検討会
1順天堂大学整形外科
pp.210-214
発行日 1970年3月25日
Published Date 1970/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904377
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A:この患者は16歳の女子高校生で,学校の健康診断で右の胸鎖関節部に拇指頭大の異常陰影があることを指摘されて,昭和42年7月31日外来に来ました.臨床的には自発痛,発赤,圧痛もなく外見上でもまつたく腫脹は認められない状態でした.それでProbeをまずとる目的で入院させました.
B:まずレ線像(第1図)から検討していただきましょう.
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