診療の経験から
先天性筋性斜頸に対する私達の考え
田辺 剛造
1
,
三宅 良昌
2
,
今井 健
3
Gôzô TANABE
1
1岡山大学医学部整形外科
2岡山大学大学院
3国立岡山病院整形外科
pp.639-643
発行日 1967年6月25日
Published Date 1967/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904251
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はじめに
いかなる疾患もそれを治療する場合,その原因を知ることができれば適確な治療方針を立てることが期待でき,また一歩進んで予防にまで立ち入ることができる.
しかし,小児整形外科の領域で相遇する先天性疾患の多くは,その原因に関する学説が確定せず,止むをえず,その結果として表現された変形,または機能障害を対象として治療しなければならない状態である.
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