臨床経験
エオジン好性細胞骨肉芽腫の2例
長島 隆彌
1
,
小林 浩
1
Takaya NAGASHIMA
1
1東京厚生年金病院整形外科
pp.805-808
発行日 1969年10月25日
Published Date 1969/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904140
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骨に網内系細胞の増殖と好酸球の浸潤を特徴とするエオジン好性細胞骨肉芽腫(E. G.と略す)については,Finziが1929年に発表したとされ,1940年にはOtaniら9)がsolitary granuloma of boneとして,またLichtensteinとJaffe4)はeosinophilic granuloma of boneとして発表している.本邦においても,最近この疾患の報告がかなりみられるようである.われわれも最近本疾患と思われる2症例を経験したので報告する.
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