カンファレンス
骨腫瘍—これはなんでしよう(26)
宇野 秀夫
1
,
骨腫瘍症例検討会
1横浜市立大学医学部第二病理学教室
pp.786-789
発行日 1969年10月25日
Published Date 1969/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904136
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A:患者は26歳の男.1968年の8月に1mくらい上から落ち,右足のレントゲン像に異常所見があるということで,当科に紹介されて来ました.その時は歩行時の右足痛が軽度にありました.bone cystの診断で手術をすすめられましたが,あまり痛みがないので放置しておりました.今年の3月にまた疼痛を訴えて来まして4月15日病巣掻爬,骨移植術を行ないました.その後,経過は良好です.
血液生化学などの検査はすべて正常でした.
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