手術手技
人工骨頭の適応と手術手技
片山 良亮
1,2
Ryosuke KATAYAMA
1,2
1東京慈恵会医科大学
2東急病院
pp.779-785
発行日 1969年10月25日
Published Date 1969/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904135
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股関節の関節形成術に関するかぎり,中間挿入膜による手技からmold arthroplastyに変換しつつあるのは世界的趨勢である.日本もまた,例外ではない.しかしあれほど大きな異物を生体内へ入れるのであるから,当然そこには物理的にも,化学的にもなんらかの生体反応がなければならないはずであるから,不用意な人工骨頭の応用は常に慎しまねばならない.そこで大切なのは適応症および人工骨頭の形態と材質の選択である.
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