臨床経験
豆状骨単独骨折の2例について
古谷 彊
1
,
間中 千文
1
,
奥田 直樹
1
Tsutomu FURUYA
1
1東京医科大学整形外科学教室
pp.635-638
発行日 1968年7月25日
Published Date 1968/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903953
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豆状骨の単独骨折は稀なるもので,過去にはSchnek(1932年),Snodgrass(1937年),Pershl(1937年)らの報告が見られるが,その数は手根骨骨折の約3%以下の低値を示しているに過ぎない.また,われわれの調査した範囲においては,本邦にはいまだ報告例を見ないが,われわれは最近その2症例を経験したので報告する.
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