臨床経験
腰部圧痛点刺激時における痛みの発現部位
伊藤 忠厚
1
,
中川 俊
1
,
市堰 英之
1
,
大日方 昇一
1
,
源田 信博
1
,
常徳 誓
1
,
吉田 三夫
1
Tadaatsu ITO
1
1日本医科大学整形外科教室
pp.139-144
発行日 1968年2月25日
Published Date 1968/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903876
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はじめに
腰痛疾患のTrigger pointの意義に関しては,Bonica1),Travell2),Steindler and Luck3)らによりすでに述べられてきたところであるが,各種腰痛疾患の中で特にMyofasciai pain syndrome1),Posterior division syndrome3)と呼称される疾患群に対しては極めて重要なる存在であることは,われわれが臨床的にも経験するところであり,かつ諸家1)2)3)4)5)の文献にもその診断および治療に関しての重要性についての記載を散見する.
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