論述
内分泌性骨障害
上平 用
1
1鳥取大学医学部整形外科学教室
pp.781-792
発行日 1966年11月25日
Published Date 1966/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903827
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整形多科領域にで骨の発育成長障害をおこす疾患は決して少なくない.しかもこれらの疾患は原因不明のものが多く,診断および治療にしばしば困難を感ずることがある.
近年,内分泌機能検査法が発達し,今まで原因不明とみなされていたこれらの疾患のなかには,明らかに内分泌機能異常をみだすものがあり,内分泌機能異常による骨,関節障害は重要な地位をしめるようになり,しかも治療効果を期待しうる点で意義が大きい.
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