視座
あたりまえの問題にいま一度反省を
片山 良亮
1
1東京慈恵会医科大学整形外科
pp.335
発行日 1966年7月25日
Published Date 1966/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903768
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私が学校を卒業してから40年,教授生活20年に及んで,全く馬齢を加えた感がする.その間,いろいろのできごとに遭遇しているが,三木威勇治君の急逝ほど,私にショックなことはない.三木君の死を悼むこと切なるものがあります.
私が昭和2年に卒業した当時の整形外科学会は総会といつても200人前後の聴衆でそれも演題が少ないので,1人で2題も3題も出したことをおぼえている.また当時の整形外科に,一般外科医は整形外科に大きな関心があつて,両総会を同じ都市で,また,できるだけ接近した会場を選んで開催したものである.
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