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シンポジウム 人工股関節置換術の再手術における私の工夫
人工股関節置換術および人工骨頭置換術の再手術における私の工夫
Devices in Revision Total Hip Arthroplasty
奥村 秀雄
1
Hideo Okumura
1
1愛媛大学医学部整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Ehime University, School of Medicine
キーワード:
revision THA
,
人工股関節再置換術
,
operative technique
,
手術手技
,
cementless stem
,
セメントレスステム
Keyword:
revision THA
,
人工股関節再置換術
,
operative technique
,
手術手技
,
cementless stem
,
セメントレスステム
pp.173-180
発行日 1998年2月25日
Published Date 1998/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408902369
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抄録:人工股関節置換術(THA)および人工骨頭置換術(BHA)のコンポーネントの再置換術における股臼側の再建方法,大腿骨側のステムの適応と手術手技の工夫について記述した.対象は42症例,44関節であった.再置換術前の手術は,BHAが23関節,THAが21関節であった.カップのみの再置換が3関節,ステムのみの再置換が6関節であった.カップとステムの両方を設置したのが35関節であった.カップの再置換にはHarris-Galanteカップ,Kerboull十字プレート,restoration GAP acetabular cup(GAPサポーター)を用いた.ステムの再置換には.セメントレスのロングステム(BIASステム,S-ROMステム,Huckstepステム)を用いた.まだ短期成績であるがゆるみを認めない.S-ROMステムはtype 1の症例に適応があり,Huckstepステムはtype 2とtype 3に適応がある.特に,骨折が合併した症例はHuckstepステムの良い適応である.
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