特集 脊椎外傷の最近の進歩(上位頚椎を除く)(第24回日本脊椎外科学会より)
脊椎外傷の最近の進歩(上位頚椎を除く)
三浦 幸雄
1,2
1第24回日本脊椎外科学会
2東京医科大学整形外科学教室
pp.348-349
発行日 1996年4月25日
Published Date 1996/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408901868
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第24回 日本脊椎外科学会は1995年6月2日,6月3日の両日東京,京王プラザホテルで開催されました.今回の学会の主題は「脊椎外傷の最近の進歩(上位頚椎を除く)」といたしました.このテーマは第7回日本脊椎外科研究会(会長,小野村教授)にて取り上げられましてから16年も経過しております.ある意味で脊椎外科のメインテーマとも言える脊椎外傷がしばらく主題として取り上げられなかったことになります.近年の脊椎外科の進歩には目ざましいものがありますので,脊椎外傷に関する基礎的研究,臨床研究,治療学など多面の進歩についてこの機会に御発表いただきたいと主題として取り上げた次第であります.
応募演題は404題と予想を上廻る多数の演題を頂きましたが,日程,会場の都合もあり,プログラム委員に選考をお願いし376題を採択させて頂きました.これらの演題から,主題,主題関連演題,一般演題に分け,口演発表224題,展示発表126題といたしました.それに加えて,新しい試みとして,ビデオパネルディスカッション「脊椎後方インスツルメントと手術法の工夫」を企画し,26題が取り上げられました.
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