Japanese
English
臨床経験
第2頸椎に発生した孤立性骨髄腫の1例
A Case of Solitary Myeloma of the Axis
中沢 不二雄
1
,
大島 博
1
,
松野 博明
1
,
金森 昌彦
1
,
長田 龍介
1
Fujio Nakazawa
1
1富山医科薬科大学整形外科
1Department of Orthopedic Surgery, Toyama Medical and Pharmaceutical University
キーワード:
孤立性骨髄腫
,
solitary myeloma
,
第2頸椎
,
axis
,
後方固定術
,
posterior fusion
Keyword:
孤立性骨髄腫
,
solitary myeloma
,
第2頸椎
,
axis
,
後方固定術
,
posterior fusion
pp.1275-1279
発行日 1993年11月25日
Published Date 1993/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408901245
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抄録:第2頸椎に発生した孤立性骨髄腫に対して椎弓切除,後頭頸椎固定術,放射線療法および化学療法を行った.本症例は,第2頸椎に蜂巣状の骨破壊をきたし,血液学的には異常なく,術前診断に難渋した.孤立性骨髄腫は多発性に進展する可能性があるが,術後2年の現在再発の徴候はない.孤立性骨髄腫の臨床的特徴と予後に関して若干の文献的考察を加えて報告する.
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