視座
HIV感染の諸問題
長 紹元
1
1帝京大学医学部整形外科
pp.995
発行日 1992年9月25日
Published Date 1992/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408900929
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HIV感染者の問題はもはや医師として避けて通れない所に来ている.
整形外科は臨床医の中では,鮮血に曝される機会の多い分野であり,この問題を真剣に考えなければならないと思っている.
現時点ではHIV感染を治す方法はない.この20世紀末に人類が遭遇した最大の強敵に対し,恐れを抱かない者はいないと思うが,ただ恐れて逃げまわっていても仕方がない.
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