特集 主題・腰部脊柱管狭窄症/パネルI・脊椎転移性腫瘍の手術的治療/パネルII・脊椎脊髄MRI診断(第20回日本脊椎外科学会より)
主題 腰部脊柱管狭窄症
〈座長総括〉腰部脊柱管狭窄症研究の進歩―固定術の適応と方法に関する研究の進歩―(II-1-51~72)
蓮江 光男
1
1日赤医療センター整形外科
pp.330-331
発行日 1992年4月25日
Published Date 1992/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408900816
- 有料閲覧
- 文献概要
演題II-I-51からII-I-72は,脊椎固定術の適応と成績instrumentationを用いた除圧・固定術の適応と問題点,さらに再手術とその原因についてのセッションであった.腰部脊柱管狭窄症は一つの疾患単位ではなく,腰部脊椎症,変性すべり症や分離すべり症などの疾患や,種々の異なった病態を包括した概念であるので,一括して論ずるのは適当でない.今後はさらに症例数をますことにより,一つの疾患または病態について検討を行い,より明確な結論に達したいものである.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.