Japanese
English
検査法
腰仙部神経根穿刺に対する斜位直接刺入法
Direct Oblique Approach for Puncture of the Lumbar and Sacral Nerve Roots
佐藤 哲朗
1
,
平田 晋
2
,
金淵 隆人
3
Tetsuro Sato
1
1東北労災病院整形外科
2県立新庄病院整形外科
3国立療養所西多賀病院整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Tohoku Rosai Hospital
キーワード:
選択的神経根造影
,
selective radiculography
,
斜位直接刺入法
,
direct oblique approach
Keyword:
選択的神経根造影
,
selective radiculography
,
斜位直接刺入法
,
direct oblique approach
pp.221-225
発行日 1990年2月25日
Published Date 1990/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408900037
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抄録:体位と管球の調節により針の刺入方向と透視の方向を一致させることで,腰仙部神経根穿刺の手技を一次元的な針の深さだけを調節すればよい単純な手技とした.我々はこの方法を斜位直接刺入法と名づけた.実際の神経根穿刺にあたっては,体位を斜位とし管球を頭尾側に傾けることによって透視の方向を針の刺入方向に一致させている.本法により皮膚刺入点の決定は容易となり,針の刺入にあたっての角度調節は不要となった.
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