Japanese
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特集 はじめたい人と極めたい人のための 超音波ガイド下インターベンション
殿部・鼠径部への超音波ガイド下インターベンションの基礎と応用
Ultrasound-Guided Intervention for Buttock and Groin Disorder
髙田 知史
1
Satoshi TAKADA
1
1獨協医科大学整形外科学
1Department of Orthopaedic, Dokkyo Medical University
キーワード:
殿部痛
,
buttock pain
,
鼠径部痛
,
groin pain
,
末梢神経
,
peripheral nerve
Keyword:
殿部痛
,
buttock pain
,
鼠径部痛
,
groin pain
,
末梢神経
,
peripheral nerve
pp.69-75
発行日 2024年1月25日
Published Date 2024/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408202875
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殿部痛の原因は主に第5腰椎神経根(L5),第1仙骨神経根(S1)の障害に起因する頻度が高く,鼠径部痛は変形性関節症や股関節インピンジメント(FAI)などの股関節内が疼痛の原因となっている頻度が高い.それが故に腰椎,股関節に画像上異常所見がないと原因不明とされ鎮痛薬の内服のみで経過をみられ,痛みが改善しないことが多い.しかしエコーを使用し末梢神経に着目すること,末梢神経やその周囲組織を対象としエコー下インターベンションを行うことで,症状改善を得られることは多い.
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