Japanese
English
Lecture
ロコモティブシンドロームの臨床判断値と疫学
Screening Tools and Epidemiology of Locomotive Syndrome
星地 亜都司
1
Atsushi SEICHI
1
1三井記念病院整形外科
1Mitsui Memorial Hospital
キーワード:
疫学
,
epidemiology
,
ロコモティブシンドローム
,
locomotive syndrome
Keyword:
疫学
,
epidemiology
,
ロコモティブシンドローム
,
locomotive syndrome
pp.159-164
発行日 2018年2月25日
Published Date 2018/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408201024
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
ロコモティブシンドローム(以下,ロコモ)は,2007年に日本整形外科学会が提唱した概念で,運動器の障害によって移動機能が低下した状態をいう.従来の変形性関節症,骨粗鬆症などの単独疾患モデルではとらえきれなかった概念である.国の施策である健康日本21(第二次)では重要課題として運動器疾患の予防が採択されている.そこでは,ロコモの認知度向上(国民の80%)が目標として掲げられている.国民に運動器の重要性を認識してもらうための啓蒙活動が,日本整形外科学会(以下,日整会),ロコモチャレンジ!推進協議会,日本臨床整形外科学会を中心に展開されてきた.
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.