Japanese
English
臨床経験
院内CT,MRI画像診断システムの限界—転移性脊椎腫瘍に関して
The Limitation of Detective System with CT and MRI for Spinal Metastatic Tumor Collaborated with Radiologists
田中 誠人
1
,
重松 英樹
1
,
宮坂 俊輝
2
,
城戸 顕
3
,
川崎 佐智子
1
,
須賀 佑磨
1
,
山本 雄介
1
,
田中 康仁
1
Masato TANAKA
1
,
Hideki SHIGEMATSU
1
,
Toshiteru MIYASAKA
2
,
Akira KIDO
3
,
Sachiko KAWASAKI
1
,
Yuma SUGA
1
,
Yusuke YAMAMOTO
1
,
Yasuhito TANAKA
1
1奈良県立医科大学整形外科
2奈良県立医科大学放射線・核医学科
3奈良県立医科大学リハビリテーション科
1Department of Orthopaedic Surgery, Nara Medical University
2Department of Radiology and Nuclear Medicine, Nara Medical University
3Department of Rehabilitation, Nara Medical University
キーワード:
脊椎転移
,
spinal metastasis
,
キャンサーボード
,
cancer board
,
画像診断転移性脊椎腫瘍
,
diagnostic imaging
Keyword:
脊椎転移
,
spinal metastasis
,
キャンサーボード
,
cancer board
,
画像診断転移性脊椎腫瘍
,
diagnostic imaging
pp.955-959
発行日 2020年8月25日
Published Date 2020/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408201774
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背景:当院における転移性脊椎腫瘍に関する画像診断システムについて調査した.
目的:本システムの導入により,脊椎転移患者の早期発見,治療介入が可能となったかを検討することである.
対象と方法:過去2年間の本システムによる指摘症例を後ろ向きに調査し,検討した
結果:本システムにより,普段キャンサーボード(Cancer Board:CB)に参加していない原発診療科の症例が検討できていた.しかし,比較的末期の症例を指摘していることが明らかとなった.
まとめ:原発診療科へ,早期にCBへ症例提示することの有用性について啓蒙していく必要があると考えた.
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