Japanese
English
誌上シンポジウム 患者の満足度を高める関節リウマチ手術
足趾・足関節の関節リウマチ手術の現状と未来
Our Concept of the Surgery Against Rheumatoid Foot and Ankle Deformity
平尾 眞
1
Makoto HIRAO
1
1大阪大学医学系研究科器官制御外科学(整形外科)
1Department of Orthopaedic Surgery, Osaka University Graduate School of Medicine
キーワード:
関節温存手術
,
joint preservation surgery
,
前・中・後足部変形
,
fore/mid/hindfoot deformity
,
総合的評価
,
comprehensive evaluation
,
リウマチ足変形
,
rheumatoid foot deformity
Keyword:
関節温存手術
,
joint preservation surgery
,
前・中・後足部変形
,
fore/mid/hindfoot deformity
,
総合的評価
,
comprehensive evaluation
,
リウマチ足変形
,
rheumatoid foot deformity
pp.1227-1235
発行日 2019年12月25日
Published Date 2019/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408201538
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リウマチの薬物治療が進歩しても,現在のところなくなることのない足部手術において,すべての問題に対処できるように努力し,外科治療を進歩させることがリウマチ関節外科医としての使命である.われわれは関節リウマチ(RA)における足部・足関節部の変形・破壊に対して,関節機能の可及的な温存を目指しながら,機能再建手術を前・中・後足部すべてにおいて行っている.今後,RA症例に対し,さらに脛骨の骨切り手術や足関節鏡手術,distraction arthroplastyなどの関節温存手術の適応が広がることが期待される.
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