特集 骨関節内科
骨関節内科 実践編
整形外科的アプローチ
【部位別】
足首・足・足趾
三好 雄二
1
,
笠井 太郎
2
1東京都立多摩総合医療センター リウマチ膠原病科
2東京都立多摩総合医療センター 整形外科
pp.2198-2203
発行日 2017年12月10日
Published Date 2017/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225245
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
◎プライマリ・ケアの一般外来で遭遇する足部痛では,生活習慣や体重増加などを背景としたメカニカルな病態が原因として最も多い.
◎腱障害(tendinopathy)における炎症病態の関与は少なく,繰り返される組織障害と組織治癒障害が主な病態であり,変性疾患と考えられてきている.
◎踵部の疼痛の原因として最も頻度が高いのは,足底腱膜炎である.
◎アキレス腱炎,後踵骨滑液包炎,アキレス腱付着部炎を区別するには,病変部位の違いを意識する.
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.