連載 慢性疼痛の治療戦略 治療法確立を目指して・7
抗てんかん薬
益田 律子
1
Ritsuko MASUDA
1
1東海大学医学部付属八王子病院麻酔科
pp.372-376
発行日 2017年4月25日
Published Date 2017/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200795
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慢性疼痛治療に用いられる抗てんかん薬
慢性疼痛に対する抗てんかん薬の役割として,三叉神経痛を含む神経障害性疼痛の症状緩和,片頭痛予防,線維筋痛症の症状緩和,などが挙げられる.抗てんかん薬は以下の作用機序によって,神経障害性疼痛を中心とする疼痛性疾患に鎮痛作用を発揮すると考えられている1).
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