Japanese
English
誌上シンポジウム 慢性疼痛と原因療法―どこまで追究が可能か
抗サイトカインによる腰痛治療
Efficacy of Administration of Cytokine Inhibitors for Low Back Pain
大鳥 精司
1
,
西能 健
1
,
折田 純久
1
,
山内 かづ代
1
,
高橋 和久
1
Seiji OHTORI
1
,
Takeshi SAINOH
1
,
Sumihisa ORITA
1
,
Kazuyo YAMAUCHI
1
,
Kazuhisa TAKAHASHI
1
1千葉大学大学院医学研究院・整形外科学
1Department of Orthopedic Surgery, Graduate School of Medicine, Chiba University
キーワード:
腰痛
,
low back pain
,
サイトカイン
,
cytokine
,
腫瘍壊死因子
,
tumor necrosis factor alpha
,
TNFα
Keyword:
腰痛
,
low back pain
,
サイトカイン
,
cytokine
,
腫瘍壊死因子
,
tumor necrosis factor alpha
,
TNFα
pp.1191-1198
発行日 2013年12月25日
Published Date 2013/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408102907
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ヒトや動物実験から導き出された腰痛,神経根性疼痛の基礎,臨床についてさまざまな報告がある.特に椎間板性腰痛,神経根性疼痛の病態として,サイトカインを中心とした炎症,それに物理的圧迫が作用し,神経障害をもたらすことが報告されている.最近ではこれらの研究結果をもとにさまざまな神経伸長因子や腫瘍壊死因子(TNFα),インターロイキンを抑制するサイトカイン治療が行われつつある.これらの結果についても記載したい.
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