連載 成長期のスポーツ外傷・障害と落とし穴・17
腰椎
濱中 秀昭
1
,
帖佐 悦男
1
1宮崎大学医学部整形外科学
pp.379-381
発行日 2012年4月25日
Published Date 2012/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408102323
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
診断のポイント
診断のポイントは,詳細な病歴の聴取に際し,腰痛発症時の誘因の有無,発生状況や自覚症状(自発痛や下肢への放散痛など)の聴取である.次に,姿勢の異常,腰椎可動域制限や疼痛の誘発,疼痛の部位(叩打痛の有無など),tension signの有無,神経症状の有無などをしっかりチェックする.確定診断のための画像診断として,X線やMRIを実施する.必要に応じ脊髄造影や造影CT,選択的神経根ブロック,椎間板造影など考慮する.
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.