連載 成長期のスポーツ外傷・障害と落とし穴・12
股関節
田島 卓也
1
,
帖佐 悦男
1
1宮崎大学医学部整形外科
pp.943-945
発行日 2011年10月25日
Published Date 2011/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408102134
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診断のポイント
診断のポイントとして,問診による詳細な病歴や自覚症状(安静時痛の有無など)および運動時の痛みの出現状況の聴取は重要である.次いで,歩容,下肢アライメントを確認し,動作時またはストレス時痛などをチェックする.特に痛みが誘発される姿位の確認は重要である.また股関節周囲の筋力低下や筋委縮・筋拘縮そして隣接関節,とくに膝関節や腰部のチェックも重要である.次いで,画像検査として単純X線およびMRIなどで順次診断を進める.
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