整形外科/知ってるつもり
類骨骨腫のラジオ波焼灼術
名井 陽
1,2
1大阪大学医学部附属病院未来医療センター
2大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学
pp.708-711
発行日 2011年8月25日
Published Date 2011/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408102065
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■はじめに
わが国における類骨骨腫の標準的治療法は観血的手術による腫瘍の切除であるが,欧米ではこれに代わってラジオ波焼灼術(radiofrequency ablation:RFA)が標準的治療法になっている.これは,画像誘導下に経皮的手技によりラジオ波凝固を行うものであり,その簡便性,低侵襲性に加え,高い有効性と安全性を併せ持つことが報告されている.本稿では,類骨骨腫に対するラジオ波焼灼術について,その実際の手技と規制についての現状をまとめた.
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