Japanese
English
誌上シンポジウム 運動器の慢性疼痛に対する薬物療法の新展開
慢性疼痛に対する新しい薬物
運動器外科医からみた慢性疼痛患者へのアプローチ
Orthopaedic Approach for Patients with Chronic Pain
笠井 裕一
1
,
榊原 紀彦
1
,
池田 雄三
2
Yuichi KASAI
1
,
Toshihiko SAKAKIBARA
1
,
Yuzo IKEDA
2
1三重大学大学院医学系研究科脊椎外科・医用工学
2大門病院整形外科
1Department of Spinal Surgery and Medical Engineering, Mie University Graduate School of Medicine
2Department of Orthopaedic Surgery, Daimon Hospital
キーワード:
慢性疼痛
,
chronic pain
,
薬物療法
,
drug therapy
,
手術療法
,
surgery
Keyword:
慢性疼痛
,
chronic pain
,
薬物療法
,
drug therapy
,
手術療法
,
surgery
pp.327-331
発行日 2011年4月25日
Published Date 2011/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408101959
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運動器外科医は,慢性疼痛のプライマリ医であり,手術という切り札を持っている.本稿では,筆者らが行っている慢性疼痛患者へのアプローチとして,慢性疼痛のプライマリ医として処方する薬物(非ステロイド性抗炎症薬,抗うつ薬,鎮痛補助薬),慢性疼痛患者の手術療法に関する術前・術後のポイント,そして最近の薬物治療(プレガバリンとフェンタニル貼付剤)の実際と注意点,について述べる.
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