Japanese
English
誌上シンポジウム 運動器の慢性疼痛に対する薬物療法の新展開
慢性疼痛に対する新しい薬物
慢性疼痛治療におけるオピオイド鎮痛薬の適正使用
Appropriate Use of Opioid Analgesics in Chronic Pain
吉澤 一巳
1
,
成田 年
1
,
今井 哲司
1
,
葛巻 直子
1
,
鈴木 勉
1
Kazumi YOSHIZAWA
1
,
Minoru NARITA
1
,
Satoshi IMAI
1
,
Naoko KUZUMAKI
1
,
Tsutomu SUZUKI
1
1星薬科大学薬品毒性学教室
1Department of Toxicology, Hoshi University School of Pharmacy and Pharmaceutical Sciences
キーワード:
オピオイド鎮痛薬
,
opioiod analgesics
,
副作用
,
side-effect
,
精神依存
,
dependence
Keyword:
オピオイド鎮痛薬
,
opioiod analgesics
,
副作用
,
side-effect
,
精神依存
,
dependence
pp.317-325
発行日 2011年4月25日
Published Date 2011/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408101958
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オピオイド鎮痛薬による薬物療法は,がん性疼痛に限らず非がん性疼痛に対してもその有用性が報告されている.しかしながら,欧米では慢性非がん性疼痛患者に対するオピオイド鎮痛薬の使用量が急増するとともに,精神依存を来す患者も増えていることが問題となっており,オピオイド鎮痛薬の適正使用の本質を理解することは大変重要であると考える.そこで本稿では,オピオイド鎮痛薬が有する様々な副作用を中心に最新の基礎研究成果を交えて概説する.
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