Japanese
English
誌上シンポジウム 整形外科医の未来像―多様化したニーズへの対応
急性期医療に特化した整形外科単科専門病院
The Orthopaedic Hospital for Acute Medical Treatment
米盛 公治
1
Koji Yonemori
1
1社会医療法人緑泉会整形外科米盛病院
1Orthopaedic Hospital Yonemori
キーワード:
単科病院の特徴
,
the features of the hospital which has only orthopaedic division
,
単科病院のジレンマ
,
the dilemma of the hospital which has only orthopaedic division
Keyword:
単科病院の特徴
,
the features of the hospital which has only orthopaedic division
,
単科病院のジレンマ
,
the dilemma of the hospital which has only orthopaedic division
pp.413-418
発行日 2010年5月25日
Published Date 2010/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408101725
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国内の整形外科急性期医療機関の形態は 1)大学・国公立・民間総合病院,2)専門クリニック,3)専門病院に分類されると考える.1)は先端医療,教育・研究,地域貢献,救急分野における存在意義が要求される.2)は専門分野を限定的に診療・加療を行うものである.3)は整形疾患全般的に対応・加療するものである.単科専門病院のジレンマはマンパワーである.高度良質の医療提供には,総合病院並みの医療従事者の数と質が要求される.またハード面に代表される設備投資も重要である.出来高制度,DPC,DRG/PPS,P4Pなどの診療報酬請求形態の今後の変遷や,病院の法人形態(特定,特別,社会,財団,社団など)の今後も,急性期医療機関の存続に大きな影響を与えると考える.
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